貴田晞照先生に叱られた話

この記事でわかること

  • ✓創始者・貴田晞照先生のもとで学んだ日々
  • ✓たった一度、叱られた日のこと
  • ✓今も大切にしている施術の心構え

昔のブログを読み返していたら、ごしんじょう療法の創始者・貴田晞照先生に叱られたときのことが書いてありました。

あのときの先生の顔は、今でもはっきり覚えています。

セラピストとしてのお仕事を始めて3年目のころ、2005年頃に書いた文章です。今でも私の大切な指針になっているので、ここにも残しておきます。

貴峰道に通っていたころ

私はときどき、代々木上原にあるごしんじょう療法の本部・貴峰道に通っていました。貴田先生がいらっしゃる治療室であり、学べる学校でもある場所です。

ごしんじょう療法師の認定はすでにいただいていましたが、一人で施術をしていると、気づかないうちに変なクセがついたり、ごしんじょうに向き合う姿勢がゆるんだりします。技術のチェックと気持ちの引き締めを兼ねて、足を運んでいました。

貴峰道には全国から患者さんが集まります。本でしか見たことのないような難病の方や、重い病状の方もいらっしゃいます。日々真剣にご自分の体と向き合っている方々と接することは、ヒーラーを目指す者としての在り方を考える機会にもなっていました。

ごしんじょうで施術する伊藤ひろみ

たった一度だけ、叱られた日

2年以上通っていましたが、貴田先生に叱られたのは、たった一度だけです。

その日も私は、先輩のお弟子さんと一緒に患者さんの施術にあたっていました。ところが前日に私生活で起きたトラブルで頭がいっぱいで、目の前の患者さんに集中できずにいたのです。

そのとき、先生に叱られました。

「見た目はちゃんとごしんじょうをやっているように見えても、ぜんぜん気持ちが入っていないじゃないか。ただごしんじょうでこすればいいってものじゃない。この苦痛を絶対に取り去るんだという強い気持ちがなければ、いくらやっても意味がないんだぞ」

その日の患者さんがすべて終わり、帰ろうとしたときにも、先生は私を呼び止めて、施術に気持ちを込めることの大切さをもう一度教えてくださいました。

あの日の教えを胸に、お一人おひとりと向き合っています。

施術者プロフィールを見る ›

「たくさんの中の1回」ではなく

私がものすごく反省したのは、言うまでもありません。

伊藤ひろみ

ひろみのひとこと

今振り返っても、あの日に叱っていただけたことは、私の大きな財産です。

毎日何人ものクライアントさんと向き合っていると、自分では意識しなくても、つい「たくさんの施術の中の1回」という気持ちになっていることがあります。

でも、セラピストにとっては何十回もの中の1回でも、クライアントさんにとっては、かけがえのない1回です。

頭ではわかっていたのに、ちゃんとできていなかった。そんな自分を大いに反省して、それからは、信頼して体を預けてくださるお一人おひとりと、一期一会の気持ちで向き合うようになりました。

あのとき叱っていただいて、本当によかったと思っています。

それから20年近くたった今も、施術の前にはあの日の先生の言葉を思い出します。

伊藤ひろみ

この記事を書いた人

伊藤 ひろみ

日本貴峰道協会認定 ごしんじょう療法師・指導員。セラピスト歴25年。中野江古田の古民家サロンと、全国への出張でごしんじょう療法をお届けしています。プロフィール ›

ご予約・お問い合わせ

中野江古田の古民家サロンでも、ご自宅への出張でも。ご都合のよい方法でどうぞ。

☎ 080-3384-6080
お電話(受付 8:00〜20:00)
ご予約・お問い合わせフォーム
24時間受付

※フォームからお申し込みの方は、goshinjo@luneriche.com からのメールを受信できるアドレスをご記入ください。携帯会社のメール(docomo・au・softbankなど)は届かないことがあります。